原種シクラメン【ヘデリフォリウム】の育て方チェック

自宅のバルコニーに欠かせない【ヘデリフォリウム】

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】

11月のポカポカした陽気の中で咲く小鳥のような花。めちゃめちゃ癒されます。
原種シクラメン【ヘデリフォリウム】

クリスマスローズの講演会でなぜか頂いた原種シクラメン【ヘデリフォリウム】のタネを蒔いたのが2016年9月。育て始めてもう何年も経ちます。

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】11月下旬の開花

毎年の球根の手入れも慣れれば簡単で楽しく、秋には確実に花を咲かせてくれるし、新たに熟した種子から苗を増やすこともまた楽しく、今や我が家の【保険植物】のひとつでもあります。

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】とは

学 名:cyclamen hederifolium
和 名:カガリビバナ、ブタノマンジュウ
※花が反り返って咲く特徴的な姿から、『篝火花(かがりびばな)』という別名(和名)がついたそうです。
英 名:Baby Cyclamen,sowbread,Ivy-leaved Cyclamen など
科・属:サクラソウ科シクラメン属
原産地:ヨーロッパ(フランス,イタリア,ギリシャ)
草 丈:5cm~15cm
開花期:9月~12月
※同一種でも環境でかなり咲く時期が変わります。ウチ(関西)は10~11月がピーク。
花の大きさ:1cm~4cm
耐寒性:〇
耐暑性:〇
耐陰性:〇

特徴・草姿

●多年草の球根植物。
●花後に花茎がくるくるとらせん状に巻いていくので「円・旋回する」の意味のcycleをモジってCyclamenの名がついたそうです。

【原種シクラメン】花弁が散った後、花茎がくるっと巻きだして…

【原種シクラメン】花弁が散った後、花茎がくるっと巻きだして…

株元でくるくるっと巻かれた状態で種をつける

株元でくるくるっと巻かれた状態で種をつける

●葉の形が美しく、同じヘデリフォリウムの中でも個体差が激しい。
●晩夏~秋に(葉を展開するよりも先に)花を咲かせる。
●6月~9月は葉を落として休眠期に入ります。

ニラメッコしてもわからない…

5月の原種シクラメン【ヘデリフォリウム】むやみに落葉する…枯れた?

2019.05.06

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】の育て方

環境

●乾燥気味が好きな原種シクラメンなので、鉢植えなら球根の腐敗を防ぐためにも雨のかからない軒下での管理推奨です。
露地植えでも、水はけのよい場所に植え付けるようにしましょう。
●生育期…秋から花を咲かせ、新葉を出す時期はよく日に当てます。
●休眠期…雨の当たらない風通しの良い涼しい場所に置きます。
夏場は直射日光を避けて明るい日陰に置きます。

用土

乾燥気味が好きな原種シクラメンなので、水はけの良い砂質の用土は適しています。ほかに赤玉土・軽石・腐葉土などを混ぜたものが適しています。

水やり

生育期には、土の表面が【乾いたらたっぷり】与えるようにします。
●鉢植えの場合は、鉢の底から水が流れ出てくるまでしっかりと与えます。
球根が大きくなってきたら、球根の中心部が凹んでいるので、そこに水が溜まらないように気を付けましょう。
●地植えの場合は基本的に放置ですが土があまりに乾燥していると感じたら水を与えるようにします。

休眠期は1週間~10日に1回くらいのペースで水を与えるようにします。完全に水を切ってしまう方法もあります。

肥料

肥料は控えめな方がいいです。生育期に緩効性の化成肥料を株元に少量まくか、薄めの液体肥料を10日に1回程度与えます。休眠期は不要です。
肥料をたくさん与えると休眠期に腐りやすくなるそうです。

植え付け・植え替え

●順調に育つと、球根がどんどん大きくなっていきます。鉢が根でいっぱいになって根詰まりしてしまうと生育不良を起こします。ですので1~2年に1回は植え替えるようにしましょう。適期にちゃんと植え替えをするのが原種シクラメンを育てるうえで一番大事なポイントだと思います。
●植え替えの適期は休眠期7~8月です。鉢の大きさは球根の直径の2倍程度を目安にします。【ヘデリフォリウム】は球根の上の方からも根を伸ばすので、球根が土に隠れる程度の深さに植え付けましょう。

原種シクラメンの球根 タネからここまで大きくなった

原種シクラメンの植え替え@8月

2019.08.27

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】管理のスケジュールは

●7月~8月  植え替え・植え付け
●8月~9月  タネができていたら種蒔き
●10月~11月 花を愛でる

原種シクラメン【ヘデリフォリウム】園芸家の評判は?

ヘデリフォリウムは原種シクラメンの中で一番育てやすいと思います。寒さに強く冬は凍っていても大丈夫です。こぼれ種でも発芽しています。夏の暑さは苦手です。40℃近くの温度でも育てられますが、たまに球根が腐ってしまうこともあります。

丈夫で育てやすい植物です。原産地は地中海沿岸やロシア南部。年々球根が大きくなり花数も増えてとっても楽しみです。お花の色もピンク~うすいピンク、白。一つづつ微妙に個体差がありじっと見つめてしまいます。葉っぱもシルバーリーフもあります。お花の後に葉が出てきます。葉も楽しめてホントお薦めです。

普通のシクラメンを小型にしたような感じの花で、秋咲きです。
お花が咲いてから葉っぱが出て来ます。
葉っぱがへデラ(アイビー)に似ているので、
名前がそのまま「へデラのような葉の」→「ヘデリフォリウム」というそうです。

我が家の原種シクラメンのヘデリフォリウムの3割くらいに花芽があって、早いものは7月の中旬から咲きだしてしまったのには驚きました。
SNS仲間の「ヘデリフォが咲きだしました」という投稿があり、うちだけじゃないんだなと思っていたら、そのあとバラでおなじみの有島 薫先生もヘデリフォリウムについて投稿されました。
「梅雨時でも気温の低めや日照不足の年は咲くことがあるそうです。梅雨が明けて気温が上がるとまた休眠に入るそうです」とのこと。
この小さなつぼみをつけたまままた休眠に入るのか、今年の夏はしっかり観察しようかなと思います。

…ホント、手のかからないヤツです。オススメ💛
植物fan.Taichi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。