ミセバヤみたいに強くない?【白雪ミセバヤ(セダム スパスリフォリウム ケープブランコ)】の育て方チェック

Last Updated on 2021年11月13日 by Taichi

このかわいらしい小ぶりな黄色い花!

5月に咲かせる黄色い花が美しい白雪ミセバヤ

5月に咲かせる黄色い花が美しい白雪ミセバヤ

白い粉をまぶしたような葉姿はまさに白雪❄️
…とは言うものの、この白雪ミセバヤ、ミセバヤじゃないのがややこしいところ。

いったい誰が、ミセバヤと名付けたのだ⁉️
多肉界でも別格の、
野生味溢れる、
強靭なミセバヤをもじるとは…

白雪ミセバヤもミセバヤも、両者ともベンケイソウ科ではあるが、
ミセバヤは「ムラサキベンケイソウ属」
白雪ミセバヤは「セダム属(マンネングサ属)」

ミセバヤの別バージョン
【暑さには弱くて、雪のように儚く溶けていくバージョン】
くらいに思って、丁寧に育てるのが吉。

【シラユキミセバヤ】とは

【学 名】Sedum spathulifolium ssp.pruinosum
【和 名】シラユキ(白雪)ミセバヤ
【別 名】セダム スパスリフォリウム ケープブランコ(キャバブランコ、キャバブランカ)
※ロクな名前がない、と言ったら言い過ぎか?
※ケープブランコが馴染みやすい。
【科・属】ベンケイソウ科セダム属
【原産地】中米、アメリカ西部
白雪ミセバヤは高山植物に分類され、非耐暑性宿根草に区分されている。

【開花期】5月
【特徴・草姿・草丈】
高山植物で多肉。高温多湿には滅法弱い。正直申し上げて、日本の標準だと夏には溶けてなくなる運命かと。長くもって2、3年のイメージ。

白雪ミセバヤの育て方

置き場所・環境・用土

繰り返すが白雪ミセバヤは高山植物で、高温多湿は無理。日本の都会では弱めのセダム。
冬は日光にしっかり当てる。夏場は日陰でかつ風通しが良い、【涼しい場所】に避難。
風通しの悪い場所では溶ける(=腐る)確率がグッと上がります。
軒下に入れるなど雨に当たらないように気を付けましょう。

冬の寒さには強い。冬越しはしやすい。氷点下には気をつけて、室内に取り込むなど。

水やり

そんなに水を欲しがらない、乾燥気味が好きなヤツ。真夏、真冬はほぼ不要。真夏に与える時は、夕方涼しい時間を選んで。
短い春秋の期間は乾いたらタップリで大丈夫。
とにかく全体に乾燥気味推奨。

肥料

肥料もそんなに欲しがらない。春秋の水やりのついでに薄めの液肥を与えれば良い。シーズンに5回も与えれば十分。

その他管理方法

植え替え

4月、10月が適期。多肉植物の専用土推奨。赤玉土と腐葉土の組み合わせでは蒸れに負けるかも。

増やし方

4月の挿し芽推奨。一般家庭では確率低いと思うが…

うまく育ちますよう…
植物fan.Taichi

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ABOUTこの記事をかいた人

植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。