Last Updated on 2025年3月30日 by Taichi
3月に開花する花木は、黄色い花をつけるものがとっても多いです。
見ていると、心がパッと明るくなりますよね。
黄色がビタミンカラーといわれる理由のひとつかもしれませんね。
この花はその黄色い花の代表格、レンギョウ（連翹）。
３月に咲くレンギョウ（連翹）の花
レンギョウ（連翹）って、どんな木？
レンギョウ（連翹）は、春を告げる黄色い花がとってもきれいな花木です。
まだ他の木々が眠っているような寒い時期に、枝いっぱいに鮮やかな黄色の花を咲かせるので、
「春が来た！」って教えてくれる、元気いっぱいの花木。
3月、ご近所で開花していたレンギョウ（連翹）
レンギョウ（連翹）の樹高は、一般的に1.5～3mほど。
落葉性の低木で、地際から多くの枝やひこばえを出し、株立ちする性質を持ちます。
そのため、生垣などに刈り込んで仕立てられることもあります。
レンギョウ（連翹）は、適切に剪定することで、樹高を調整しながら楽しむことができる樹木です。
育てやすさもレンギョウ（連翹）の魅力のひとつです。
開花時のレンギョウ(連翹)
学 名:Forsythia suspensa
和 名：レンギョウ（連翹）
英 名:Golden bells（ゴールデンベル）
別 名：レンギョウウツギ、イタチハゼ（古名）
科 属：モクセイ科レンギョウ属の落葉低木
原産地:中国
特 徴:
・早春に鮮やかな黄色の花を咲かせる
・丈夫で育てやすい
・庭木や生垣、盆栽として利用される
・漢方薬としても利用される
・枝の中が空洞である。
花言葉：希望 期待
レンギョウの花
レンギョウは、昔から漢方薬としても使われています。熱を下げる効果や、炎症を抑える効果があると言われています。
レンギョウの花
レンギョウの花＠3月下旬の開花
※レンギョウ属の植物を総称してレンギョウと呼んでいますが、レンギョウ（Forsythia suspensa）という標準和名をもった中国原産種があります。
※レンギョウ属は北海道南部から九州まで広く栽培されています。日本ではシナレンギョウ、チョウセンレンギョウ、アイノコレンギョウなどがあります。
日本原産のヤマトレンギョウやショウドシマレンギョウは、花数が少なくあまり植えられていません。
レンギョウは、春を告げる美しい花、育てやすさ、そして薬用としての利用価値も持つ、とっても魅力的な木です。もしお庭に木を植えたいなと思っているなら、ぜひレンギョウを候補に入れてみてください。きっと、あなたの生活に彩りを添えてくれるはずです！
植物Fan.TaiChi
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