Last Updated on 2023年6月3日 by Taichi
イイクスリになる…?
つやつやの葉っぱに、白に少しピンクが乗った可愛い花をわんさか咲かせるバラ【アスピリンローズ】
【アスピリンローズ】の名前の由来
薬品のアスピリンをイメージ、記念した最強健品種です。短めのつるに粗い枝が出るタイプのランドスケープローズです。
アスピリンは言わずもがな、歴史の古い解熱鎮痛薬。アスピリンはドイツ(バイエル社)製なんですね。そしてこのアスピリンローズもドイツ(タンタウ社)の作品。ものすごく強健な修景バラ、という意味のようですね。
修景バラにしては、(特に咲き始めの)花の形が美しい方かな~
【アスピリンローズ】とは
【和 名】アスピリン ローズ
【英 名】Aspirin Rose
【系 統】Sシュラブ
【花の大きさ】小中輪 (花径4~6cm)
【花の色】淡桃~白色
【花の形】半剣弁平咲き
【香 り】 微香(ティー) ほぼ無香
【咲き方】 四季咲き
【樹 形】シュラブ 横張り性
【樹 高】0.7~1.0m
【作出国】ドイツ(Tantau)
【作出者】Hans Jürgen Evers
【交配親】未発表 × The Fairy
【作出年】1997年
【アスピリンローズ】はADR受賞品種
「ADR」は、世界で最も審査が厳しいことで知られる新品種認証システムです。
ドイツ全土11か所で、薬剤散布をせず3年間試験を行い、花の美しさ・連続開花性・耐寒性・耐病性など、一定の基準に達した品種を「ADR」ローズとして認証します。
審査の基準は年々上がっており、基準に満たなくなった品種は認証を取り下げられることもある、大変厳しく名誉あるシステムとして育種家達の目標にもなっています。
【アスピリンローズ】園芸家の評判は?
中輪咲きの多花性種で一房に15~20輪花がつきます。花持ちがよく、フロリバンダ系としても利用できます。5月下旬から12月末まで、絶え間なく咲き続け、手入れの楽なバラをお探しの方におすすめです。ボーダー、花壇、小型のグランドカバーに向いています。
かわいい白の花に季節によってソフトピンクがのって、すさまじいまでの房咲きと花付きを初冬まで繰り返す。ちょっと遅咲きかな。香りはなく、1m程度の横張りで、黒点には強くADR賞も受けた最強健品種。ただ、消毒しないと咲き疲れした夏頃に黒点にかかる。バラの最強健品種をしても黒点は消毒なしでは回避不能なのが現実。
ほんと強い(修景ばら)し、四季咲き、秋遅くまでよく咲いてくれます。
北側の西日ガンガンにも耐えてくれるいい薔薇だったよ。
毎年バッサッと切るんだけれどいい感じに大きくなります。
白のランドスケープローズ(修景バラ)が欲しい人にはオススメ。
植物fan.TaiChi
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