【セッコク】を木に着生させてみた

Last Updated on 2021年7月2日 by Taichi

【セッコク】着生植物らしい雰囲気が出ています

【セッコク】5月の開花

【セッコク】5月の開花

形見分けで頂いてから、興味を持って育てている【セッコク】
毎年5月には美しい花を咲かせてくれます。

【セッコク】頂いた時には小さな素焼き鉢に植えられていた

頂いた時には小さな素焼き鉢に植えられていた

頂いたのは、素焼きの鉢にミズゴケで植えられていたセッコク。
これも標準の型なんでしょうが、調べてみると

セッコク(石斛、学名:Dendrobium moniliforme)は、単子葉植物ラン科の植物。日本の中部以南に分布する。岩の上や大木に着生する着生植物である。Wikipedia

セッコクは着生植物(着生ラン)ということだったので、玄関のシマトネリコに着生させてみたら、今のところそれらしい着生ぶりになっています。

【セッコク】とは

学 名:Dendrobium moniliforme
和 名:セッコク(石斛)  
別 名:セキコク、長生蘭(ちょうせいらん)
科・属:ラン科セッコク属(デンドロビウム属)
原産地:東北地方南部~琉球諸島、朝鮮半島、中国
開花期:5月

セッコクを着生させてみた

春先に、ミズゴケに植え付けてあったセッコクの根っこを丁寧に取り外して、
シマトネリコが枝分かれしているところに座らせて、改めてセッコクの根っこの周りにミズゴケを敷き、園芸用のヒモでぐるぐると巻きました。木漏れ日が軽くあたる程度の場所です。
風雨に晒されるとヒモは勝手に外れてしましましたが、セッコクの根っこはうまく木肌にくっついてくれたようです。

木の幹に着生した【セッコク】

木の幹に着生した【セッコク】

セッコクの【バルブ】について

本種の茎に見える部分は学術的には偽鱗茎と呼ばれるものであり、「矢」という俗称もあるが一般的には「バルブ」と呼ばれている。

本種のバルブは細長く、堅く、始めは緑色を帯び、通常は後に黒紫色になる。多数の節があり、節ごとに出る葉の基部の鞘に包まれる。一年目のバルブには節ごとに葉がある。葉は細い楕円形で、厚くやや堅く、つやがある。葉は年の終わりには葉鞘との間で脱落する。新しい芽は古いバルブの基部から横に芽を出す。大きさが十分であれば葉のなくなったバルブは次の年に花を咲かせる。花はバルブの先端に近い数節から出る。各節からは、短い花茎が出て、そこから数個の花を咲かせる。

植物fan.Taichi

セッコク蘭 3鉢
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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。