スーパーサブ植物・オーナメントグラス【メリニス・サバンナ】の品種・育て方総チェック!

Last Updated on 2024年8月15日 by Taichi

アジサイ園の一角にて

6月、とあるアジサイ園の一角。
常緑樹の下の植栽がとってもいい感じ!でした。

メリニスの間にルドベキア・銅葉のペンステモン・手前にはサルビアを配置

メリニスの間にルドベキア・銅葉のペンステモン・手前にはサルビアを

イネ科の植物、メリニス”サバンナ”の草姿が野草ぽくてワイルドなんだけど
ピンク色の花穂の彩りがホント独特。
こういったグラス類ではあまり見かけない魅力的な姿ですね。

そしてメリニス・サバンナの間には、
◎少し背が高めのエキナセア”パリダ”の花
◎銅葉がシックで美しいペンステモン
(ハスカーレッドかダークタワーズ)
がアクセントになり
手前に小ぶりなサルビアを植えて
見事なハーモニーのワイルドガーデンを構成してました。

肝心なのは【日当たり】

英名は”Ruby grass”
花穂がルビーのごとく美しいグラス(草)という艶やかなネーミングの
オーナメンタルグラスです。
初夏から晩秋まで花を咲かせ、
濃いピンク色の穂から淡いピンク色の穂に変わっていきます。

【メリニス・サバンナ】咲き始めは濃いピンクの花穂

【メリニス・サバンナ】咲き始めは濃いピンクの花穂

暑さに強く、日当たりと水はけが良い場所で
しっかり育ちます。

メリニス”サバンナ”とは

学 名:Melinis nerviglumis ‘Savannah’
和 名:メリニス”サバンナ”
英 名:Ruby grass
別 名:ルビーグラス,ピンク・クリスタル
科・属:イネ科トウミツソウ(メリニス)属
原産地:南アフリカ(原種の自生地)
草 丈:30~50㎝
開花期:初夏~晩秋(6~10月)
花の大きさ:花序6~10cm
耐寒性:〇
耐暑性:◎
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
水色がかった細い葉が爽やかな、グラス類の多年草。
夏〜秋にかけてピンク紫色がかったルビーレッドのとても美しい穂をたくさん出し、
草と穂の組み合わせが美しく人気の草花です。
草丈は30~50㎝くらい、株張りも30~60cm前後の程良い高さ・大きさでまとまりが良く、
狭小地の植栽でも他の植物と合わせやすくて使いやすい植物です。
穂は初夏~晩秋まで上がり長く楽しめる
耐寒性はかなりありそうで、数日の氷点下くらいなら冬越しが可能。




【メリニス】の育て方

環境

多湿を嫌う一方で乾燥には強いです。
ですので日当たり、風通しが良くて乾きやすい場所、水はけの良い場所に植えてるとよく育ちます。
植える場所、置き場所さえちゃんと選べば、
放任で育てることも可能です。

用土

通常市販されている園芸用土で問題なく育ちます。

水やり

庭植えなら植え付け後は放置、鉢植えなら基本どおり「鉢土の表面が乾いたらたっぷり与える」で大丈夫です。

肥料

肥料は控えめに与えます。庭植えは条件がよければ元肥のみでも育ち、追肥は不要です。
多肥にすると葉が茂って花付きが悪くなります。

植え付け・植え替え

植えつけ前には石灰を庭土とよく混ぜておきます。植え付け時に腐葉土を混ぜて庭土をしっかり耕してから植えつけます。

剪定・切り戻し

生育期の切り戻しは、株を弱らせるので避けます。
冬場に地上部が枯れたら新芽が動き出す前の1~2月に根元近くまで切り戻します。

病害虫

あまりきにせずともよいです。

増やし方

暖地なら種を採り播きにして簡単に増やせます。
寒地でも、種を採り播きにすれば毎年育てることができます。

【メリニス・サバンナ】園芸家の評判は?

ファンの間では有名なグラスで、その赤い穂が最も魅力です。
切り花では古くから流通があり「ルビーグラス」の名前で生花店で見かけることもありますが、意外に苗の流通は少なく、以前から問い合わせの多かったグラスです。

ペニセタムやパニカム等、他のグラス類と
合わせてもよいですし、
ルドベキアやダリアなどなど、夏〜秋の
さまざまな花モノともよく合います。

次々に上がる紅い穂を切り花にしたり
ドライフラワーにしたりと色々楽しめるし
お庭にひと株あると
存在感があって素敵です

植物Fan.TaiChi

【メリニス・サバンナ】の通販

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。