Last Updated on 2024年8月18日 by Taichi
【アラマンダ】南国では街路樹のように…
真夏の暑さもへっちゃらで、
なんとも元気そうな花を咲かせてくれるこの植物
その名も【アラマンダ】
アラマンダは温度さえあれば丈夫で一年中開花する性質で、熱帯地域では広く栽培され親しまれています。
日本国内では、宮古島では大変よく目にするそうで、
沖縄界隈でもよく見かけるようです。
温暖化が進めば日本のスタンダードな花として育てられるかもしれませんね。
アラマンダの花言葉は「恋に落ちる前」
何とも素敵な花言葉ですね。
【アラマンダ】とは
和 名:アリアケカズラ(有明葛)
英 名:Allamanda・Golden Trumpet
別 名:Golden Trumpet
科・属:キョウチクトウ科アラマンダ属
原産地:熱帯アメリカ
草 丈:50~200cm
開花期:5月~10月
花の大きさ:5~12cm(品種による)
耐寒性:✕
耐暑性:◎
耐陰性:✕
特徴・草姿・花言葉
アラマンダ(Allamanda)は、キョウチクトウ科に属する常緑性・非耐寒性・半つる性の常緑低木で
、主に熱帯や亜熱帯地域で見られます。
アラマンダは鮮やかな花を咲かせることで知られ、その美しい黄色い花が特徴的。花はラッパ状で大きく非常に目立つため、庭や公園での観賞用として大変人気があります。トレリスやフェンスに絡ませて育てることで、エキゾチックな雰囲気を演出することができます。
花言葉は、
恋に落ちる前・隠された美・楽しい追憶・永遠の幸せ
【アラマンダ】の品種・バリエーションは?
ブラジル原産の基本種アリアケカズラ(Allamanda cathartica)は、生育環境によって樹形に変化が生じ、日本ではだいたいつる性になりますが、熱帯の強光線の下で育つとコンパクトなブッシュ状になります。
また品種が多く、
・赤紫色の花を咲かせるムラサキアリアケカズラ
・大輪のオオバナアリアケカズラ(A. cathartica‘Hendersonii’)や
・矮性で花が大きい‘グランディフロラ’(A. cathartica‘Grandiflora’)、
・八重咲きの‘スタンシルズ・ダブル’(A. cathartica ‘Stansill’s Double’)などがあります。
同属で低木のヒメアリアケカズラ(A. neriifolia)は、花はやや小さいですが花つきがよく、鉢物としても流通します。
【アラマンダ】の育て方
環境
アラマンダは熱帯地域では通年屋外で栽培され、つるを伸ばす性質を利用して垣根に使われたりもしていますが、
沖縄・南国以外の日本国内で地植え栽培をするのは現状無理ですので、鉢植えで栽培しましょう。
花付きをよくする最大のポイントは日光。一年を通して日当たりのよい場所で育てましょう。
冬の寒さには弱く最低でも10℃以上の気温が必要です。
冬越しをするためには10月の終わりには日当たりのよい室内に取り込みます。
用土
水はけのよい園芸用土を使用しましょう。
水やり
水切れ注意。特に真夏の水切れに注意しましょう。
肥料
春~秋の成長期には緩効性化成肥料を置き肥しましょう。
続けて開花しているときはより多く肥料を必要としますので時折液体肥料も施しましょう。
植え付け・植え替え
植え替えの適期は5月~6月。
根詰まりしないように1~2年に1回は植え替えるようにしましょう。
剪定
つるが伸びてきたら適宜誘引し、伸びすぎたら切り戻しますが、
花は枝先につくので要注意。強い剪定は春先か秋に行っておきましょう。
夏の生育期間中に枝を強く切り戻してしまうと長期間開花しなくなります。
病害虫
アブラムシ・カイガラムシ・ハダニに注意。
※アラマンダの茎や葉には毒性があり、誤って食べると中毒症状を引き起こす可能性があります。また、乳白色の樹液が皮膚に触れると、炎症を引き起こすことがあるため、取り扱いには注意が必要です。
増やし方
6月~7月に挿し木で増やすことができます。
【アラマンダ】園芸家の評判は?
南国と言えばハイビスカスやブーゲンビリアが代表的ですが、これらの花は意外にも夏場の暑さと湿度に弱く、春や冬の方がよく咲きます。
それに比べ、アラマンダは宮古島の灼熱の太陽にも負けず、うだるような夏の暑さの中でも生き生きと咲いておりますよ~!
名前の由来は、大きく開いた黄色い花冠が満月のように見えることからアリアケ(有明)とされたようです。
大柄ですが、どこか可愛らしい綺麗な花だと私は思います。
アラマンダはつる性と言っても茎が60㎝~6mと幅があり、種類や生育場所によって違うようなので、ヘンダーソニーはあまりつるが伸びないタイプのようです。つぼみがたくさんあるので、しばらく楽しめそうです。
植物Fan.TaiChi
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