Last Updated on 2022年9月11日 by Taichi
原っぱ一面の【コバンソウ】
野草好きの私としましては、
丸くって可愛いフォルムのコイツがいると、
カメラを向けずにはいられないのです。
初夏のこの日は空き地一面にコバンソウの花が咲いていました。
これが全部、ホントの小判だったらいいのにね~
【コバンソウ】とは
学 名:Briza maxima
和 名:コバンソウ
英 名:Big quaking grass, Nodding-isabel
別 名:タワラムギ
科・属:イネ科コバンソウ属
原産地:ヨーロッパ
草 丈:10-60cm
開花期:4~7月
花の大きさ:約15mm
耐寒性:なし
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿・花言葉
イネ科コバンソウ属の1年草。明治時代に観賞用として輸入されたものが野生化し、今でもあちらこちらでよく見かけます。野草としてこれだけ長年、広い地域に繁殖しているのですから勿論のことですが、とにかく繁殖力が強いです。土壌の質を選ばず、乾燥にも強く繁殖力も強いので、秋にこぼれた種から自然に増え、放置するとあたり一面コバンソウだらけになります。
【コバンソウ】園芸家の評判は?
穂の形は卵型から楕円型で、まさに小判が鈴なりについているようです。
乾燥しても形が変わらないので、ドライフラワーにも使われます。
コバンソウの小穂、この花を誰もがまず雑草だという。そうでしょう畑作でもされてる方からすれば邪魔草です。
花好きな者からすると決してそうではありません、この時期のお愉しみな花のひとつでもあります。
道端で咲いてくれてるコンバンソウを毎年のように愛でさせていただいていて、小判のようにこのあと金色に輝いてみせてくれる。
風にシャラシャラ揺れて成熟すると黄金色に赤らみ本当の小判のよう。ダンゴムシにもちょっと似ているけど。
私が子どもの頃はあまり見かけなくて、『コバンソウ』を見つけた時は嬉しくて、そっと摘んでヤクルトの小瓶に挿して飾っていたのに、いつのまにかいたるところに生えていて、レア感が全く無くなってしまった。よく見かけるのに、なんだか寂しい複雑な気持ちです。
植物Fan.TaiChi
【コバンソウ】の通販
関連記事:シリーズ抜けない雑草【オニタビラコ】