Last Updated on 2023年4月9日 by Taichi
白・ピンク・紫の3色のシバザクラ?
街中で見かけたグランドカバー植物。3色の花がシバザクラのようで違うような、サクラソウのように見えてそうでもないし…
色々調べてみたら、これは間違いなく【タピアン】だな、と。
次世代型グランドカバープランツの新品種
【タピアン】はサントリーフラワーズが開発したクマツヅラ科の半耐寒性宿根草。
宿根バーベナの園芸品種・新品種です。
草丈は10~20cmと低くて横に這う性質があります。
雑草よりも早い成長力がポイントで、グランドカバープランツとしての高い”能力”を謳っています。
花は、バーベナに似ていて花色は紫・赤・白・ピンク・ラベンダー色などがあります。
花径は4~5㎝程度。開花時期は4~11月と非常に長い期間花を楽しめます。
【タピアン】園芸家の評判は?
クリーピングタイムなどのグランドカバーは花期が短いものが多い中、冬を除いて1年中花を咲かせてくれてとてもありがたい。
踏みつけにはそれほど強くなさそうなので、あまり足を踏み入れない場所のグランドカバーとしていかがでしょうか。
わが家では夏越し・冬越しを確認できたが、一年草と割り切っても後悔はしないと思われる。
今後も長い間庭を彩り続けてくれることを期待したい!
かなりの乾燥に耐えます。
真夏は少し花も休みます。
蒸れには弱いので、花後に刈り込むとまた返り咲きます。
花殻を摘んだほうが花つきがよくなりますが、グランドカバーとしてならそこまでしなくても適度に刈り込めば大丈夫です。
雨に弱い品種が多いバーベナですが、タピアンは梅雨を乗り切る強さをもち、ほふくの程度が全く違います。
タピアンは冬の寒さで一気に枯れこむという性質もあるので・・現実的な手段としては2年に1回くらいのサイクルで新しい苗を植え付けてバトンタッチをする、挿し芽や株分けで増やすことを試みるなどがいいのかなと思います。グランドカバーとして維持するには、メンテナンスが必要となってきますね。
私は自宅のグランドカバーはロンギカリウスタイム、アジュガ、リシマキアヌンムラリアオーレアなど充実していますので今すぐタピアンを使う予定はないですが、3色混合の独特のグランドカバーというのはかなり面白いな、と思います。
植物Fan.TaiChi
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