Last Updated on 2022年3月20日 by Taichi
爽やかで丈夫な黄色いバラ
咲き進むと、花弁の縁にほんのり赤(オレンジ)がのってきてますますカワイイ。
【ペール・ギュント】は、イプセンの戯曲
『ペール・ギュント』(Peer Gynt )は、ヘンリック・イプセンが1867年に作った戯曲(劇詩)。韻文で書かれた。自由奔放なペール・ギュントが旅に出て年老いて帰ってくるまでの物語。全5幕。
Wikipedia
もともとスウェーデンに古くから伝わる 伝説上の人物だそうです
裕福な農家だったのに落ちぶれてしまった家の息子が
婚礼の場から花嫁を奪って村を出て
山の魔王にあったり モロッコやエジプトへ行ったり・・・
最後は年老いて故郷に戻るペール・ギュントが
金鉱を掘り当てて大金持ちになる場面があります
それでこの黄色いバラに『ペール・ギュント』という 名前がつけられたのでしょうか?
グリーグ:『ペール・ギュント』組曲から「朝」
(ヌーベルバーグ2016 Part.4より)
この、聞き馴染みのある美しいメロディー!素晴らしいですね~
バラ【ペールギュント】とは
【英 名】 Peer Gynt
【系 統】 HT ハイブリッドティー
【樹 高】 1.3~1.6m
【花 径】 10~15cm
【開き方】 丸弁高芯咲き
【形 状】 半横張り性
【花 期】 四季咲き
【香 り】 微香
【作出年】 1968 年
【交配親】 Colour Wonder × Golden Giant
【作出者】 Reimer Kordes(ドイツ)
【ペールギュント】園芸家の評判は?
ハイブリッド・ティーとしては背は低め
作出はドイツのコルデスさん
コルデスさん作出のバラらしく雨に強いです
以前関西に住んでいた頃
おもいっきり雨の続く梅雨があり
せっかくタネから育てた草花はほぼ全滅
バラもほとんどダメになった中で
インパチェンスとコルデスさんのバラだけが
美しく咲いていたという経験があります
戯曲『ペール・ギュント』の発表は1867年 バラの『ペール・ギュント』は1968年
戯曲発表100年祝いなのかな?
柔らかい黄色に弁端ほんのりピンクがかかり、樹勢にやや難がありますが、優美な色彩が美しい。
このバラ、欲しいなぁ
植物Fan.TaiChi