Last Updated on 2022年9月10日 by Taichi
アプリコット~ピンクの豊かな色彩!

バラ【イーハトーブの香】
オープンカップ咲きで数輪の房咲き。花付きが良くて春から秋まで繰り返し花を咲かせてくれます。花の色は咲き進むにつれてアプリコットから濃いピンクに変わっていきます。カップ咲きの花は散るまでばらばらに崩れません。

バラ【イーハトーブの香】@万博記念公園
第8回(2014年)越後丘陵公園「国際香りのバラ新品種コンクール」金賞受賞と
同時に最高得点の国土交通大臣賞も受賞。
イーハトーブって、何?
イーハトーブとは宮沢賢治による造語で、賢治の心象世界中にある理想郷を指す言葉である Wikipedia
宮沢賢治出身地の岩手県を指している、ともいわれています。
このバラ【イーハトーブの香】を作出した育種家の吉池貞蔵氏は岩手県の園芸試験場に勤務し、もとはリンドウの育種に従事していたのですが、その後バラの育種を開始し、素晴らしい品種を作出し続けているそうです。
代表作はこの【イーハトーブの風】、【真宙】、【カンパネルラ】ほか多数。
バラ【イーハトーブの香】とは?
【和 名】イーハトーブの香
【英 名】Ihatov no Kaori
【系 統】F フロリバンダ
【花の大きさ】中輪 (花径9cm)
【花の色】アプリコット~コーラルピンク
【花の形】オープンカップ咲き
※オープンカップ咲き=花弁の枚数が少なめで、中心部に花心が覗くもの
【香 り】強香 「ダマスク・モダン」
※【第8回国営越後丘陵公園国際香りのばら新品種コンクール】で金賞を受賞。
~柑橘レモンの香りと柔らかなティーのアクセントが微妙なニュアンスを持つ華やかな甘さと爽やかさのバランスが良いバラらしい香り~

バラ【イーハトーブの香】
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半横張り性
【樹 高】約90cm
【作出国】日本
【作出者】吉池貞藏(ガーデンナーセリー吉池)
【交配親】不明
【作出年】2014年
【病害虫】黒点病(黒星病)に注意
【用 途】鉢植えにも花壇にも向く。

バラ【イーハトーブの香】

バラ【イーハトーブの香】
【イーハトーブの香】園芸家の評判は?
かわいい〜 強香品種なのでいい匂いがしました
我が家で強香品種のバラが咲くのはこれが初めてなのでとっても嬉しかったです!バラといえばこれこれ!みたいな(笑)
花色は、アプリコットからピンクに色変わりします。ピンク色にアプリコットが若干乗っている感じて、退色するわけでもなく、綺麗な色のまま開花が進みます。
香りもとてもいい香りがします^ ^
植物Fan.TaiChi