“ミスター青バラ”小林森治氏の作出【たそがれ】このしなやかで美しい和バラが欲しい!

Last Updated on 2024年1月23日 by Taichi

日本の”ミスター青バラ”

小林森治(こばやしもりじ、1932年 – 2006年5月11日)は、栃木県佐野市出身の日本のアマチュア園芸家(バラ育種家)。純粋な交配のみでの青いバラの作出に挑み、複数の青いバラの品種を世に送り出した。本業は、電気技師。

作出家の小林森治氏は、「青バラ」の実現を追い求めた育種家で、世界を見ても小林森治氏ほど青バラの育種に注力し、努力を惜しまなかった育種家はいないと言われています。代表作は青龍、ターンブルー、青の軌跡など。
そんな”ミズター青バラ” の初期の作出バラがこの【たそがれ】

小林森治氏のバラ【たそがれ】

小林森治氏のバラ【たそがれ】

独特の紫(ラベンダーピンク)の花色で花つきの良い、半八重・丸弁平咲きのバラ。
シンプルでやわらかい雰囲気の花びらに、黄色い雄しべの組み合せがかわいいですね。
弁質が良く雨にも強いです。

【たそがれ】

【たそがれ】

横張り性でコンパクトにまとまる樹形。細めの枝葉のたおやかな風情に和風の趣も感じます。
強靭で育てやすく初心者にもおすすめ。

バラ【たそがれ】はこんな人にオススメ!

●初心者だが青バラ(藤色のバラ)を育てたい!
●紫系の柔らかい雰囲気のバラが欲しい!
●鉢植えでコンパクトにバラを育てたい!




バラ【たそがれ】とは?

【和 名】たそがれ
【英 名】Tasogare
【系 統】Fフロリバンダ
【花の大きさ】中輪 (花径8cm)
【花の色】薄紫、藤色
【花の形】半八重咲き・丸弁平咲き
【香 り】微香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 横張り性
【樹 高】0.6~1.0m
【作出国】日本
【作出者】小林 森治
【交配親】Gletscher × ( Sterling Silver × Gletscher )
【作出年】1977年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。




【たそがれ】園芸家の評判は?

ピンクがかった藤色の ひらひらな花弁
日本らしい 「 和 」の雰囲気あふれるバラです
見ていると 心がとても和みます・・・

花が房状に付き、波打っている「たそがれ」の花弁。その青みがかった薄紫色がステキです。

ネットの情報では「たそがれ」は直射日光に当てると、樹勢も衰える傾向があるとのことです。
日が当たるところがバラにとっては最適と思っていましたから、この情報は意外でした。

色・姿の美しさから人気が高く、名人:小林氏作出の中でも代表品種といえる

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。