Last Updated on 2019年9月12日 by Taichi
青山フラワーマーケットの敏腕経営者
井上英明という人の記事をよく拝見する。
井上氏が経営する【青山フラワーマーケット】は見知っている、或いは
実際に青山フラワーマーケットで花を購入された経験のある方も多いのではないだろうか。

青山フラワーマーケット
あれだけの店舗数で統一感のある洒落た外観、季節毎に売れ筋の花をマメにディスプレイし売りさばいていくのだから、なかなかのやり手経営者なのだろう。
そんな、ビジネスに長けた方は果たして草花にどんな思いを注いでおられるのだろうか。
氏のインタビューをたまにウェブサイトで拝見するのだが、大変印象に残った一説がある。
氏曰わく、
「大切なのは土づくり。良い生産者というのは花よりも土をしっかりつくるんです。土をしっかり耕したり、肥料を蒔いたり。いい土ができれば、今度は良い苗や球根をつくる。そこまでこだわれば、あとはいい花は咲くんですよね。会社も同じです。空気感や価値観の足並みをそろえ、方向性がブレないようにして、それができたら次は最高の人材を集めるために頑張る。今後は土にどういった木や苗を植えて、どういう花を咲かせようかと考えているところです」
なる程、会社は土であり花であり、注ぐ情熱は会社も庭も農園も同じなのだな。
こうして文字に起こして拝読すると、また改めて人が手を入れるものの深みを感じるものである。
青山フラワーマーケットは、ようく耕された【土】なのだ。
私は、拙宅で本物の土を耕すのに精一杯で
仕事場はかっちかちの荒れ地である…(溜息)
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