【園芸】という言葉に『へえ~』と思う話@奈良博覧会(中川政七vs.西畑清順)

Last Updated on 2021年11月23日 by Taichi

奈良博覧会に行ってみた。

昨日、奈良公園で開催の【奈良博覧会】に行ってみた。

イベントの目玉は、中川政七商店の中川政七さん(本日襲名だそうだ)西畠清順さん、三浦雅之さんのトークショウ。

●日本古来の野菜は20種
●伝統園芸は1500年の歴史→それも漢字ができて以来なんで実際はもっと古い
●植物は人によって世界をめぐり、文化と歴史を作る。
●人が豊かになるための植物

…等々、園芸家垂涎のアッという間の1時間!だった。特に面白かったのが冒頭の

【芸】の旧字である【藝】は、【人が植物を植える姿】の象形文字なのだ。

という話に深~く頷く。
この話、西畠さんが知り合った芸術家に話すと喜んでもらえるそうだ笑

(もう少し詳しく)

【芸】は【藝】の略字。
【藝】は、象形文字。

【藝】の、クサカンムリ→並び生えた草の象形
【藝】の、真ん中の部分→ 人が若木を持つ象形
【藝】の、下の部分→雲が立ち上る象形

この3つを組合わせた【藝】が園芸技術を意味する文字となり、そこから「げい・わざ」を意味する「芸」という漢字が成立していったんだとか!

芸術の根本は、園芸にあったと言っても過言ではない、ということやね~(*^^*)

そして…

帰りに、エアープランツを室内でぶら下げるための、真鍮を購入。
初めて見た【猿沢池】で寛いで…楽しい1日でした。

植物fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。