Last Updated on 2021年6月23日 by Taichi
二四節気では【小雪】が間もなく終わり【大雪】
赤い実に癒される季節が本格化!ですね~。
先日はこのブログにて、京都・詩仙堂の【センリョウ・マンリョウ】について記述。
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我が家でも、マンリョウが美しい赤い実をつけてくれています。

ある日敷地内に勝手に生えてきた、小~さな苗が
ギザギザの葉をつけて『どうみてもマンリョウ』だったので、
掘りあげて鉢に植えつけてみたら、着実に育ってくれました。
ヒヨドリがタネを食べて運んだのかな?有り難いことです。
毎年正月の縁起物として玄関前を飾ってくれています。
このマンリョウ、京都のワビサビを表現するような庭ならばまだしも、ウチのような和洋折衷、なんでもありのナチュラルガーデンに露地植えで混ぜてしまうと地味さが勝って埋もれてしまう恐れがあるので…
あくまでも縁起物の扱いで、玄関前に白い艶のある陶器鉢で、ちょっと別格?な扱いにしています。
マンリョウとは
【学名】Ardisia crenata
【和名】マンリョウ(万両)
【科/属】サクラソウ科 / ヤブコウジ属
※マンリョウ(万両)とセンリョウ(千両)は同じ仲間と思われがちですが、
マンリョウはサクラソウ科、センリョウはセンリョウ科で全く異なる種です。
【原産地】日本、朝鮮半島、中国、台湾、インド、東南アジア
【開花期】7月

7月にこっそり白い小花を咲かせるマンリョウ
鳥対策?控えめな赤い実
マンリョウは、花の蕾をつけるのと同時期に、
花枝の上に10~20センチ程度の新枝を伸ばす。

花の蕾をつけ、新枝を伸ばすマンリョウ
この姿で冬に赤い実をつけると、自然その赤い実は奥ゆかしく隠れがち、となってしまう。
この、実の付き方がセンリョウと全く異なる。

京都 詩仙堂のセンリョウ

マンリョウ 城崎にて
センリョウは、鳥たちに実を食べてくれ、と言わんばかりに、その枝先に赤い実をつけている。
マンリョウは奥ゆかしい。そこが愛らしいところでもあります。
鉢植えのマンリョウは、できるだけ高い位置において、
赤い実の姿を楽しむのが吉だと思います。
マンリョウの育て方 ポイント
◎半日陰で育てる。温暖化にあって、直射日光はなくても問題なく育つ。
◎土も普通。赤玉土と腐葉土。
◎水は株元の土が乾いたらタップリ。
◎成長期に下葉が、ちょっとビックリするくらいまとめて黄色くなって落葉する。慌てなくて大丈夫。
◎真っ直ぐ上に伸びて育つ。開帳性なし。
…そして今も、我が家の敷地内の2箇所には、新たなマンリョウの芽が出ています。

3本まとめて植え直すと、高低差がついて見栄えが良くなるかも…これもまた楽しみです。
植物Fan.TaiChi
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