Last Updated on 2023年6月3日 by Taichi
粘り強さに驚いた👀‼️
紅葉の具合を見に来た、京都府立植物園。
コートが必要な寒さの中で見かけた、
まだまだ元気に鮮やかなビタミンカラーを咲かせるバラ。
この時期に花を咲かせる粘り強さにビックリ、名前をみてさらにビックリ。
我が母校の大先輩、川端康成師の『伊豆の踊り子』ですと⁉️
【伊豆の踊り子】とは
半剣弁咲きからロゼット咲きのような形に変化します。
黄色のバラでは数少ない遅咲き品種で、乾燥に強いです。枝が充実してくるとロゼット咲きとなります。
【和 名】伊豆の踊り子
【英 名】カルトドール(Carte d’Or)
【系 統】Fl フロリバンダ
【花の大きさ】大輪 (花径9cm)
【花の色】黄色
【花の形】半剣弁咲き~ロゼット咲き
【香 り】 中香
【咲き方】 四季咲き
1本のシュートに4~6輪の花が付き、春~晩秋まで咲き続けます。
【樹 形】半直立性
【樹 高】1.3m
【作出国】仏(メイアン)
【作出者】Meilland
【交配親】不明
【作出年】2001年
【伊豆の踊り子】その名前の由来
2001年に開園した、
静岡県の河津バガテル公園。
バガテル、という名前は…フランスのスゴいバラ園のことなんだそうです。
バガテル・バラ園 (バガテル・バラえん、La Roseraie de Bagatelle、ロズレ・ド・バガテル)は、フランス、パリ、ブローニュの森にあるバガテル公園(fr)内のバラ園。フランス有数の規模と歴史を持つ。造園家ジャン=クロード・ニコラ・フォレスティエによって1905年につくられ、現在はパリ市当局が運営している。毎年6月、バラ新品種の国際品評会が開催される。Wikipedia
パリ市の協力によって、バガテル公園の姉妹園として、静岡県河津町のバラ園【河津バガテル公園】が2001年に華々しく開園。この河津バガテル公園開園を記念してパリ~河津町の友好の証として贈呈されたバラが
伊豆の踊り子なのです~
今は『経営不振』の真っ只中
残念なことに、この河津バガテル公園、今は経営不振で指定管理業者を募集しているものの、応募ゼロでどうしようもない状態なのだそう。ここまできたのだからうまくやってほしいものです。
私なら、【巨大なバラ販売業】とドッキングさせる道を探りますか…ドウシヨウ💦
→その後 指定管理者が決まったそうです!
2022年10月、河津バガテル公園の指定管理者が、全国でホテル運営などを手がける共立メンテナンス(東京)に内定したそうです。
3度の公募を繰り返してようやく、先行きのめどがたったということです。2023年以降はコロナ明けで一気に経営も盛り返せたらいいですね。
【伊豆の踊り子】園芸家の評判は?
フロリバンダ、中輪、中香で、育てやすいそうです。透明感のあるレモンイエローが綺麗で、そこに惹かれました。買った時は蕾だったけど、今花盛りになってます~♪
またまた季節外れのバラ園に来てしまいました。
でも、なぜか…伊豆の踊子 だけが別世界のように見事な咲きっぷりでした(@_@)
看板娘ということ…かな?
我が家では、赤・ピンク系統のばらを中心に育てているので黄色のバラは少なくて、その数少ない一つです。 咲き進んでも退色が少なく、鼻持ちも抜群です。花色もくっきりしているし花弁も厚くて固く、ちょっと造花みたいな印象を受けるので好みは分かれるかな?
河津町にある「バガテル公園」には、町にちなんだオリジナルのバラがあります。
その名も「伊豆の踊子」。
画像ではわかりにくいのですが、オレンジに近いイエローでとても綺麗です。ぜひ見に来てくださいね。
このバラ欲しいなぁ~
植物fan.TaiChi
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