オレンジ色のフサフサ花弁は”ライオンのしっぽ”?【レオノチス】の育て方チェック

Last Updated on 2023年12月9日 by Taichi

秋に咲くフサフサしたオレンジ色の尻尾?

毎年、秋(10月後半~11月)になると 近所の小学校の校門前にユニークな花が咲きます。

毎年10~11月に咲くオレンジ色の花

毎年10~11月に咲くオレンジ色の花

オレンジ色の、ベルベット(ビロード)調の細長い尻尾のような花弁が特徴的。

背が高くて2m以上はあり、遠目に見ても結構目立ちます。

…君の名は?

この植物、
名前は【レオノチス】というんだそうです。

レオノチスというのは ギリシャ語で「ライオンの耳」という意味なんだそうです。

レオノチスは、シソ科のハーブでセージの仲間です。
街で目にするのは数十種あるレオノチス属の中の【レオヌルス】。
別名はライオンズイヤー、和名はカエンキセワタ。
カエンキセワタ=火炎着せ綿という
見た目をそのまんま名前にしたような名前。

シソ科だけあって、レオノチスの葉っぱの香りは、まさにセージの香りです。

ハーブ【レオノチス】の葉

ハーブ【レオノチス】の葉




ハーブ【レオノチス】とは

学 名: Leonotis leonurus
※語源はギリシャ語
Leonotis… leon(ライオン)+ ous(耳)
leonurus… leon(ライオン)+ oura(尾)
和 名:カエンキセワタ
別 名:ライオンズイヤー
科・属:シソ科レオノティス属
原産地:南アフリカ
草 丈:0.5~2.5m
開花期:10~11月
耐寒性:△
耐暑性:〇
耐陰性:△
特徴・草姿
常緑低木。ハーブ扱いで強健。鉢植えに向き、温暖地なら庭植えにも向きます。茎の先端近くに、数段に分けて茎を取り囲むようにオレンジ色の花を咲かせます。花後、筒状の萼が茎を囲むように残る姿も独特でドライフラワーに使われたりします。放任で育てやすいが高さが2mを越えるので低く抑えるなら切り戻しをします。

【レオノチス】の育て方

環境

乾燥したやせ地で良く育ちます。日当り、水はけの良い場所を好みます。寒さには弱いそうですが、近所のレオノチスは花壇に宿根して毎年花を咲かせているので暖地の冬越しは大丈夫だと思われます。

用土

鉢植えは赤玉土6:腐葉土4の標準パターンで問題なし。

水やり・肥料

標準通り。乾いたらタップリ。多肥はよくない。春・秋に緩効性化成肥料。或いは月2~3回の液肥。

植え付け・植え替え

時期は3~5月。生育旺盛なので成長期はマメに植え替えを。

植物fan.Taichi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。