Last Updated on 2023年5月19日 by Taichi
付き合いが一番長いハーブ
もうずいぶん昔になりますが、筆者のガーデニングライフのスタートがこのハーブ【レモンバーム】でした。
当時、このレモンバームを挿し芽(水挿し)にしたらすぐにすべての苗が発根したのです。
「ガーデニングは楽しい!」と思わせてくれた素晴らしいハーブです🤗
…今では、ご覧のようにウチのある一角を完全に占領しています。広がりすぎには要注意!です。

5月のハーブ【レモンバーム】時折摘んではハーブティーにしていただきます
拙宅のような、《カラカラに乾燥しない、むしろ湿っている場所》では【枯らす】というイメージが無い、強靭なハーブ。

4月、まだロゼット状のレモンバーム
【レモンバーム】とは
【学 名】Melissa officinalis
【和 名】コウスイハッカ、セイヨウヤマハッカ
【英 名】lemon balm
【別 名】メリッサ
【科・属】シソ科コウスイハッカ属
【原産地】南ヨーロッパ
【開花期】6~7月
【特徴・草姿・草丈】
バームとは「香油」の意味。レモンバームは緑色の葉にレモンに似た爽やかな香りがあるハーブです。レモンと共通するシトラール(ゲラニアールとネラール)というさわやかな香りの成分が含まれ、ハーブティーとして人気です。
花は至って地味だし、繁りすぎると雑草扱いされたりもしますが、葉の香りの爽やかさは唯一無二🤗
レモンバームの育て方
置き場所・環境・用土
意外ですがこのレモンバーム、拙宅の日当たり良すぎエリアはあまり好きではなさそう。乾燥にやや弱いからでしょう。乾燥した状態が続くと、葉っぱが黄色く変色したり、最悪枯れてしまうので注意。

【レモンバーム】直射日光が1時間程度しかあたらない半日陰でもしっかり育ちます
午前中だけ日が当たるような所の方が、葉が艶やかで元気そうです☺️🌿
性質は強健ですので、それほど用土にこだわらなくて大丈夫ですが、乾燥に強くないので保水性の良い土が良いです。
水やり
乾いたらたっぷり💦。露地植えは気にしたことがない😅鉢植えも、雨晒しにして枯れたりしたことがない。
肥料
春先に緩効性化成肥料をパラパラ。あげすぎは良くない。
その他管理方法
植え替え
4~5月か9~10月が適期。鉢植えは根がすぐパンパンに張ってしまうが、ある程度の大きさならそんなに植え替えする必要もない。
増やし方
挿し芽が簡単☺️ 適期は5~6月、9~10月。
レモンバームは株分けもできるし、こぼれ種でも増えます。
切り戻し
花後に株を全体的に切り戻しすると、そこから新枝が分枝して伸びるので、新しい葉をたくさん収穫できます。切り戻しは、梅雨や猛暑の時期、株の蒸れ対策にもなります。レモンバームは花を咲かせると香りが落ちるので、花にこだわらなければ花が咲く前に切り戻しをしてしまうのも◎。

生え広がり通路をふさいだレモンバウム

梅雨入り前にしっかり刈り込んだ

家屋の北側、朝だけ直射が入るところに生えてきたレモンバーム
うまく育ちますよう…
植物fan.TaiChi