Last Updated on 2022年8月1日 by Taichi
暑さがツライのはヒトも花木も同じ
気温が連日30℃を超えてくる7月下旬~8月。
私の地元では、朝の5時頃が最低気温の27~28℃で、
8時を過ぎると30℃突破してしまいます…
真夏の日差しと高温がつらいのは
ヒトも植物も同じ。
この時期は植物もクタクタになり、葉焼けや根痛みをおこしがちです。
そんな真夏の7月・8月の水やりが、
秋以降のガーデニングを左右するといっても過言ではないですね。
真夏の水やりがガーデニングの命運を分ける…
真夏の水やりのポイント
真夏の水やりはやり方を間違えると鉢土や庭土がいわゆる《蒸し風呂状態》になってしまいます。
ですので、要は《如何に過湿を避けるか》ということです。
➀日陰・半日陰を活用
要するに《直射日光から逃げる》のです。
せっかく朝早く水やりをしても、すぐに直射を受けて
土中の水分が《お湯》になってしまい根を痛めてしまう、なんてことが
起きてしまいます。
➁できるだけ朝早く。夕方の水やりもとりいれる
朝も早くから高温になるので(8時には30℃)
日没の時間を見計らってしっかり水やり、ついでに打ち水などで周辺の温度を下げるというのも効果的です。
ついでにハダニ対策も
夏は高温と乾燥を好むハダニが出やすい時期でもあります。
ハダニは乾燥を好む一方で水を嫌がるので
ジョウロの蓮口(はすくち)を上に向けて、葉の裏側にも水をあてて水やりするとハダニに直接水がかかって効果的です。
旅行に行く間の水やり
夏休みの旅行で数日家を空ける時の植物のケア、
これが中々悩ましいところですよね。
真夏に1日水やりしないと…例えば
〇ワイルドストロベリー
〇シュウメイギク
〇オオデマリ
…といった、乾燥に弱いタイプは1泊旅行でも
戻ったら萎れてしまっていた、ということもあります。
腰水を推奨しているサイトが多いと思いますが、
くれぐれも夏休みの旅行で腰水を使う時は
直射日光があたらない日陰・半日陰においた上で実行しましょう。
せっかく乾燥しないように対策しても
鉢が蒸し風呂になってしまっては
元も子もありませんので。
水をやらない《多肉植物》
逆に、夏場は水やりを極力控える、といったタイプの植物もあります。
多肉植物の多くがそれにあたり、
人気の黒法師やカネノナルキなど
冬場・夏場の休眠期には断水するのがよいのです。
植物fan.Taichi
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