黄金色の気品と華やかさを纏うバラ【ジャンヌ・ダルク】このバラが欲しい!

Last Updated on 2025年7月16日 by Taichi

今日ご紹介するのは、その黄金色の輝きでロザリアン達の心を奪う魅惑のバラ【ジャンヌ・ダルク】です。

ファーストインプレッションは「高貴なる輝き」

バラ【ジャンヌ ダルク】

バラ【ジャンヌ ダルク】

このバラをバルコニーにお迎えして、開花を初めて見た時にまず心を奪われたのは、
その鮮やかなイエロー。
太陽の光を閉じ込めたかのような温かくも力強い色合い。

バラ【ジャンヌ ダルク】

バラ【ジャンヌ ダルク】

中心に向かってより深く、外側の花びらは柔らかなクリーム色へと移ろうグラデーションは、まるで繊細な絵画のよう。

健康的な濃い緑の葉とのコントラストも相まって、全体から放たれる気品と生命力は、まさに圧巻の一言に尽きます。





バラ【ジャンヌ ダルク】

バラ【ジャンヌ ダルク】

【ジャンヌ・ダルク】の品種詳細

【和 名】ジャンヌ・ダルク
【英 名】Jeanne d’Arc
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】
存在感のある大輪で、花径は約8cm~10cmになります。
【花の色】
まさに「黄金色」と表現されるような、鮮やかで深みのあるイエローが最大の特徴です。グラデーションの美しさも特筆すべき点です。
【花の形】幾重にも花びらが重なるロゼット咲きが特徴です。開花初期はややカップ型をしており、徐々にロゼット状へと変化していきます。中心には「ボタンアイ」と呼ばれる花芯が見えることもあります。
【香 り】
フルーツとミルラが溶け合ったような、濃厚で甘い強香は、嗅ぐ人を至福のひとときへと誘います。香りの強さはバラの中でも最高ランクと評価されるほどです。
【花持ち】切り花としても非常に人気があり、その理由の一つが優れた花持ちの良さです。長くその美しい姿を楽しむことができます。
【開花サイクル】
春から秋にかけて繰り返し花を咲かせる四季咲き性が強く、長期間にわたってその美しさを堪能できます。
【樹形:樹高】
0.6m〜0.8mと比較的コンパクトにまとまる木立性(ブッシュタイプ)であるため、庭植えはもちろん、鉢植えでの栽培にも適しています。
【作出国・作出メーカー】
オランダ・ヤンスペック・ローゼン(Jan Spek Rosen)社
【作出者】Jan Spek Rosen
【交配親】未発表
【作出年】2006年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。
【その他】トゲが多いので、お手入れの際は注意が必要です。

バラ【ジャンヌ ダルク】はこんな人にオススメ!

🌹強香のバラを楽しみたい!
🌹美しい黄色いバラを育てたい!
🌹コンパクトに鉢植えで育てたい!
🌹切り花としても楽しみたい!
🌹初心者でチャレンジしたい!

バラ【ジャンヌ ダルク】育て方のコツ

バラ【ジャンヌ ダルク】

バラ【ジャンヌ ダルク】

ジャンヌ・ダルクを美しく咲かせるために「ジャンヌ・ダルク」は、その美しさから育ててみたいと思う方も多いでしょう。ここでは、特に重要な育て方のポイントと、剪定のコツについてご紹介します。

1.置き場所と日当たり
バラは基本的に日当たりを好みます。「ジャンヌ・ダルク」も例外ではなく、一日最低5~6時間以上の日照が確保できる場所を選びましょう。日当たりが悪いと、花付きが悪くなったり、病気にかかりやすくなったりすることがあります。また、風通しの良い場所を選ぶことも重要です。特に花びらが薄く柔らかい品種のため、蒸れによるシミを防ぐためにも、風通しは意識してください。

2.水やり
鉢植えの場合: 鉢土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。夏場は水切れを起こしやすいので、朝夕の2回水やりが必要になることもあります。
地植えの場合: 根付いてしまえば、基本的には降雨で十分ですが、乾燥が続く場合は適宜水やりを行います。
花びらに水がかかったまま放置するとシミになりやすいので、水やりの際は花に直接水をかけないように注意しましょう。

3. 肥料
生育期間中(春から秋)は、定期的に肥料を与えます。
* 春の芽吹き前: 寒肥として有機肥料や緩効性肥料を与えます。
* 開花後: お礼肥として液肥や速効性肥料を与え、次の開花に備えます。
* 夏場: 猛暑時は肥料を控えるか、ごく少量にします。

4. 病害虫対策
「ジャンヌ・ダルク」はやや病気に弱い傾向があるため、予防と早期発見が重要です。
* 黒星病やうどんこ病: 風通しを良くし、適切な水やりを心がけることで予防します。発生した場合は、早めに薬剤を散布しましょう。
* アブラムシやハダニ: 定期的に葉の裏などをチェックし、見つけたら早期に駆除します。

5. 剪定のコツ
「ジャンヌ・ダルク」はコンパクトなブッシュタイプのハイブリッドティーローズですが、剪定によって樹形を整え、美しい花を咲かせることができます。
●冬剪定(12月~2月頃:休眠期に行う最も重要な剪定です。
全体の樹高の1/2程度を目安に切り戻し、株の骨格を作ります。
枯れ枝、細すぎる枝、内側に向かって伸びる枝、病害虫に侵された枝などを根元から取り除き、株の中心部に光と風が当たるようにします。
元気な枝は、外芽の上で切り戻し、新しい芽の成長を促します。
あまり短く剪定しすぎると、樹形が整えにくくなる場合があるので、注意が必要です。
●夏剪定(開花後の剪定):
咲き終わった花は、花首のすぐ下にある5枚葉の上で切り戻します。これにより、次の花芽の形成を促し、繰り返し開花を楽しむことができます。
株が混み合ってきたら、適宜、細い枝や内向きの枝を間引いて風通しを良くします。

※シュートの管理:株元から勢いよく伸びる「シュート」は、株を大きく育てるために重要です。しかし、あまりにも伸びすぎると樹形が乱れるため、適度な高さでピンチ(先端を摘む)して、枝数を増やしましょう。
適切な剪定を行うことで、「ジャンヌ・ダルク」は毎年、見事な花を咲かせ、あなたのガーデンを彩ってくれることでしょう。

園芸ブロガーも絶賛!「強香」「花持ち」「存在感」

数あるバラの中でも、「ジャンヌ・ダルク」は園芸ブロガーの間でも非常に高い評価を得ています。多くの愛好家が口を揃えて語るのは、その「強香」と「花持ちの良さ」、そして「圧倒的な存在感」です。

あるベテラン園芸ブロガーは、

「ジャンヌ・ダルクは、庭に一本あるだけでその場の雰囲気をガラリと変えてくれるバラ。特に晴れた日の午後に漂う香りは格別で、日々の疲れを癒やしてくれる存在です」

と綴っています。
また別のブロガーは、

「花びらの枚数が多くて豪華なのに、どこか品のある佇まい。切り花にしても長く楽しめるので、食卓が華やかになります。多少の病気には目を瞑っても、育てる価値のあるバラだと断言できます」

と、その魅力を熱く語っています。

コンパクトな樹形でありながら大輪の豪華な花を咲かせ、さらに濃厚な香りを放つ「ジャンヌ・ダルク」は、まさに「優等生」と呼ぶにふさわしいバラです。初心者からベテランまで、多くのバラ愛好家を魅了し続けるその理由が、この三拍子揃った魅力にあると言えるでしょう。

あなたも「ジャンヌ・ダルク」を育ててみませんか?

その気品ある美しさ、鮮やかな色彩、そして芳醇な香りで私たちを魅了するバラ「ジャンヌ・ダルク」。歴史上の英雄にちなんだその名前は、バラの持つ力強さと優雅さを象徴しているかのようです。
もしあなたが、庭やベランダに一つ特別な彩りを加えたいと考えているなら、この「ジャンヌ・ダルク」は間違いなく素晴らしい選択肢となるでしょう。適切な手入れと愛情を注ぐことで、その魅力は最大限に引き出されます。ぜひ、あなたも「ジャンヌ・ダルク」を育てて、その見事な花と香りがもたらす豊かな喜びを体験してみませんか。

バラ【ジャンヌ・ダルク】の通販

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。