Last Updated on 2025年6月29日 by Taichi
まるで“アート” 和の美意識が宿るバラ
「エバンタイユ ドール」は、日本の河本バラ園の河本純子さんが作出した、唯一無二の魅力を持つバラです。
「エバンタイユ ドール」の名はフランス語で「黄金の扇」という意味で、
幾重にも重なる花弁が織りなす繊細なフリルはまさに開かれた扇のようです。

和バラ【エバンタイユ ドール】

和バラ【エバンタイユ ドール】
和の奥ゆかしさと、はっとするような美しさを併せ持った特別なバラなんです。 くすみがかったオレンジ色からアプリコット色へ移ろう複雑な花色は、見る角度や光の加減で表情を変え、私たちを飽きさせません。特に、中心部に向かうにつれて色が深まるグラデーションは、まさに“アート”。
木立性でコンパクトに育つため、鉢植えで育てるのがオススメです。
芳醇な香りは、ダマスクとティーが混じり合ったような甘く爽やかな香りで、一度嗅いだら忘れられないほど。
香りだけでなく、花持ちも良いので、切り花として室内で飾るのもおすすめです。
バラ【エバンタイユ ドール】はこんな人にオススメ!
●樹高は100~120cmと比較的小さめなので、ベランダや玄関先など、限られたスペースでも育てやすい。
複数株を寄せ植えにしても、非常に美しい景観を作り出してくれます。

和バラ【エバンタイユ ドール】
バラ【エバンタイユ ドール】とは?
【和 名】エバンタイユ ドール
【英 名】Eventail d’Or
【系 統】HTハイブリッドティー
【花の大きさ】中輪 (花径6~8cm)
【花の色】アプリコット~オレンジブラウン~ピンクベージュのグラデーション
【花の形】ロゼット咲き
【香 り】強香 (ダマスク、ティー、フルーツのブレンド)
※甘くも爽やかで、上品な香りが特徴です。
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性
【樹 高】1.0~1.2m
【作出国】日本
【作出者】河本純子
【作出年】2011年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】鉢植え、花壇、切り花向き
【エバンタイユ ドール】その他特徴など
* 花付き・花もち: 花付きが良く、比較的長く花を楽しむことができます。夏の暑さにも比較的強く、花色が褪せにくいのも嬉しいポイントです。
* 葉: 深い緑色の葉は、花色の繊細さをより一層引き立てます。
* 樹勢: 樹勢は比較的強く、病気にも比較的耐性があります。これにより、初心者の方でも安心して育てやすい品種と言えます。
* トゲ: トゲは普通です。
* 病害虫: うどんこ病や黒星病に注意が必要ですが、適切な管理で美しい株姿を保つことができます。
* 耐寒性・耐暑性: 耐寒性は普通で、耐暑性は比較的強いです。
* 日当たり: 日なたを好みますが、半日陰でも花を咲かせることが可能です。ただし、より多くの花を楽しみたい場合は、日当たりの良い場所を選んであげましょう。
【エバンタイユ ドール】育て方のアドバイス
* 日当たり: 日当たりの良い場所を選んで植え付けましょう。特に午前中の日差しが当たる場所が理想的です。
* 用土: 水はけと水もちの良い、肥沃な用土を好みます。市販のバラ用培養土を使用するか、赤玉土、腐葉土、バーミキュライトなどをブレンドして使うのがおすすめです。
* 水やり: 乾燥に弱いため、水切れに注意し、適切な水やりを心がけましょう。土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与えます。夏場は乾燥しやすいので、朝夕の涼しい時間帯に与えましょう。冬の休眠期は控えめにします。
* 肥料: 芽が動き出す春先から開花期にかけて、定期的に追肥を行います。有機肥料や緩効性肥料を上手に活用しましょう。
* 病害虫対策: 黒星病にかかりやすい品種なので、薬剤散布などの対策が必要です。うどんこ病やアブラムシが発生しやすい時期には、定期的な薬剤散布が効果的です。早期発見・早期対応を心がけましょう。
* 剪定: 12月から2月にかけては休眠期の剪定を行います。シュラブ状に広がりやすいため、キレイにまとめるためには夏剪定も必要です。枯れた枝や弱い枝を取り除き、風通しを良くすることで、病害虫の予防にもつながります。
「エバンタイユ ドール」は、唯一無二の色彩と優美な花形を兼ね備えた、まさに「黄金の扇」の名にふさわしいバラだと思います。
【エバンタイユ ドール】園芸家の評判は?
「ため息が出るほど美しい花色。切り花として飾ると、部屋の雰囲気が一変します。」
「コンパクトに育つので、狭い庭でも育てやすいのが助かります。花付きも良いし、何より香りが最高!」
「繊細な花弁が特徴で、咲き進むにつれて表情が変わるのが面白い。毎日眺めても飽きません。」
植物Fan.TaiChi
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