1988年殿堂入りのバラ!ダマスクの香りの代名詞【パパメイアン】が欲しい!

Last Updated on 2024年1月26日 by Taichi

仏《メイアン》社 代表作の黒バラ

フランスのバラ種苗会社《メイアン》の代表品種とされる【パパメイアン】

【パパメイアン】

【パパメイアン】

【パパメイアン】バラの「栄誉の殿堂」入り(1988)

【パパメイアン】バラの「栄誉の殿堂」入り(1988)

パパメイアンは、1988年にバラの「栄誉の殿堂」入りを果たしました。
ダマスクモダンの濃厚な香り高さでも知られ、ダマスクの香りが強いバラの品種と言えば【パパメイアン】を思い浮かべる方が大変多いです。
濃厚な香りにベルベットの光沢と黒紅の深みを合わせ持った、黒バラの銘花です。

【パパメイアン】とは

【和 名】パパメイアン
【英 名】Papa Meilland
【系 統】HT ハイブリッド・ティー
【花の大きさ】大輪 (花径13cm)
【花の色】濃い赤
【花の形】半剣弁高芯咲き
【香 り】強香 ダマスク・モダン
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半横張り性
【樹 高】1.7m
【作出国】フランス(メイアン)
【作出者】Alain Meilland
【交配親】クライスラー インペリアル × シャルル マルラン
【作出年】1963年

【パパメイアン】@中之島公園 バラ園

【パパメイアン】@中之島公園 バラ園




【パパメイアン】@万博記念公園平和のバラ園

【パパメイアン】@万博記念公園平和のバラ園

【パパメイアン】園芸家の評判は?

バラの花色の分類に「黒バラ」という確かな区分があるわけではありませんが、本稿で紹介する「パパ・メイアン」の赤黒さはまさしく黒バラと評されるに相応しい花色です。

香りでバラを選ぶなら外せない品種です。
何百種類もあるといわれるバラの香りの成分のうち、人に「良い香り」という印象を与える香りの成分は主に4種類(フェルニエタノール、ゲラニオール、ネロール、シトロネロール)。パパメイアンはその4種類を含んでいるため、とても魅力的な香りがします。

特に弱いと言う事ではありませんが、うどんこ病にはかかりやすいように思います。 他の黒赤のオクラホマなどと同様、葉表が照葉ではない品種は胞子が着床しやすいのも一因かと思われます。

このバラは切り花にすることでこの強い香り成分が急速に失われます。

フランスの著名な育種家、アラン・メイアン氏が、祖父アントワーヌ・メイアン氏に捧げた、黒バラの代表的銘花です。ピースを作出して有名な父フランシス・メイアン氏を早くに亡くし、公私ともども助けてくれた「おじいちゃん」に捧げたバラですので、バラの完成度、そして思い入れは他のバラの比較にならないと思います。

黒バラのカッコよさ、剣弁高芯咲きのカッコよさ、香りのよさ…3拍子揃っているとはまさにこのことですね。
【パパメイアン】なら持ってるよ。と言いたくなるバラ🌹

このバラ欲しいなぁ~
植物fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。