Last Updated on 2023年7月22日 by Taichi
北アイルランドの町【バンブリッジ】
花弁の表がローズレッド、裏側と花芯(弁底)が黄色という”複色”がとっても鮮やかできれいです。

バラ【バンブリッジ】
名前の【バンブリッジ(Banbridge)】とは、北アイルランドのBann川のほとりにある都市の名前です。
1712年にBann川に橋が架けられたとき、その橋の名前に因んでBanbridgeという名の町になったそう。
このバラの作出者・マグレディ4世がまだニュージーランドに居を移す前、北アイルランドにいたころの作出です。氏の住んでいたPortadownからほど近いBanbridgeの名前をつけたということです。

【バンブリッジ】@生田緑地ばら苑
晩秋は特にそのコントラストが美しく映えます。
耐寒性が高くて花付き良好、照葉も美しい、良くできたバラです。
バラ【バンブリッジ】とは?
【和 名】バンブリッジ
【英 名】Banbridge
【系 統】F フロリバンダ
【花の大きさ】中輪 (花径7.5㎝)
【花の色】赤と黄色の複色
【花の形】丸弁平咲き
【香 り】微香
【咲き方】四季咲き
【樹 形】木立性 半横張り性
【樹 高】0.8~1.0m
【作出国】イギリス(マグレディ)
【作出者】Samuel Darragh McGredy IV
【交配親】Madame Léon Cuny × Cläre Grammerstorf
【作出年】1967年
【病害虫】うどんこ病、黒点病に注意
【用 途】花壇にも鉢植えにも向く。
【バンブリッジ】園芸家の評判は?
花びらの表と裏で複色になっている「バンブリッジ」
個性的なバラをお探しの方にオススメです
多花性で多くの花が咲いています
マグレディ4世がまだ北アイルランドにいたころの作出で、氏の住んだ Portadown
から Banbridge までは10kmほどの隣町です。きっとその橋を渡ったこともあるの
でしょうね。
植物Fan.TaiChi
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