Last Updated on 2021年9月26日 by Taichi
ガーデニングを初めて10年が経つ。
今にして思うと、鉢物=鉢植えの花モノを、実にた~っくさん枯らしてきた。
適切な水やりや、
蒸れ対策の鉢移動や、
根詰まり対応の植え替えなど…
我ながらマメに行動してきたので、そういった原因で枯らすことはほぼなかった。
では、それでも鉢物が枯れる【原因】は…
その殆どが、【コガネムシの幼虫】である。
私のガーデニングライフの中での【枯らした頻度】を順位付けするなら多分、
1位 コガネムシの幼虫
2位 酷暑か寒すぎ
3位 寿命
1位が7割、2位が2割、3位が1割…くらいである。
バラとワイルドストロベリーは特に沢山コガネムシの幼虫に根をやられた。
大事に育てたバラをコガネムシの幼虫にやられたりすると
本当にアタマにくるので、記憶にもしっかり残る。
『嗚呼…白バラのウィンチェスターキャシードラル!』涙…
オリーブの木までも、危うく枯死しそうになった!
ストレスが溜まり、ガーデニングが、
癒やしでなく悔しいガーデニングになるのだ!
そして今日は…アジサイが危ない!
そして今日も…大きめの鉢に植え込んでいて毎年楽しませてくれている【アジサイ(ハイドランジア)】の調子がおかしく、
枝が黒ずみ葉が妙に萎れ、鉢土の量が減っている(これが決定的)
そこで、鉢をひっくり返してみたところ…
出るわ、出るわ!
あまりお見せするものでもないから1匹だけ
【根っこに隠れたようにして食い散らかしている幼虫】
実際にはフルイにかけて20匹くらい捕まえた。
アジサイをやられたのは初めてだ。
そもそもアジサイは露地植えが基本だから、
多少食われても気づかないままなのかもしれない。
丈夫な品種なのでタカをくくっていたような気もする。
この大嫌いなコガネムシの幼虫に喰われない鉢など、ないのかもしれない…
どの鉢も油断ならないのだ!
本日犠牲となったこのアジサイは、同じ鉢に植え直して
株元にパラパラと害虫対策の薬を撒いておいた。
蘇ってくれるだろうか?
ほかにも…
半分雑草のようなタチツボスミレを食べ尽くす
ツマグロヒョウモンチョウの幼虫、
シマトネリコの手が届かない枝から葉を食害してフンをポロポロポロポロこぼす
蛾の幼虫…
コイツらもいないに越したことはないが、鉢を丸ごとダメにするコガネ野郎に比べたら可愛いモンである。
まして、仕上がりの美しい【アオスジアゲハの幼虫】
こんなヤツにはゲッケイジュの幼苗を一鉢くれてやったくらいである。
一寸の虫にもなんとやら、
だがコガネムシの幼虫だけは正直『絶滅』してほしい!
…と願いながら、
一杯飲んで忘れるとするか!
植物fan.TaiChi
関連記事
カタツムリは害虫?益虫?