アジサイ百花繚乱【泉鳥】青と白が爽やかにまじりあう花の姿に癒されます

Last Updated on 2023年6月11日 by Taichi

アジサイ【泉鳥(いずみどり)】

このアジサイは加茂セレクション…加茂花菖蒲園が作出したアジサイの品種です。

アジサイ【泉鳥】

アジサイ【泉鳥】

八重咲きの装飾花は、基本は白。土の酸度によって中心から爽やかな淡いブルーが広がります。
泉鳥…爽やか・涼やかな名前をうまく命名しましたね!

上の画像を見る限りテマリ咲きのように見えますが…

アジサイ【泉鳥】

アジサイ【泉鳥】

咲き始めの花を見ると、周囲を囲む八重咲きの装飾花の中心に小さな両性花が存在している”ガク咲き”です。
両性花と装飾花が混ざり合うように咲くハイブリッド種なので、全体的に柔らかい印象になりますね。

作出の加茂花菖蒲園のサイトによりますと

親は当園作出の『八丈千鳥』×当園作出『森の泉』。色は赤~ピンクにはなりにくく、白に淡い水色がさすのが特徴。

白鳥のような装飾花にさすすっきりとした水色と、その奥にのぞく青い両性花が美しい泉を思わせる。

科・属:ユキノシタ(アジサイ)科ハイドランジア(アジサイ)属
樹 高:100~150cm
開花期:6月~7月
植付け適期:2月~5月
用 途:庭植え、鉢植え
日 照:日向~半日陰向き
発売年:2014年
特 徴:耐寒性落葉低木。
八丈千鳥を基にして露地植えにも向くアジサイとして改良された品種。
花びらは少し先端がとがって反り返ります。咲き始めは純白で、咲き進むと土の酸度によって淡い青色がかった色になります。
枝は太くてしっかりとしているので、基本的に支柱は不要です。

※加茂セレクション
庭植え向きの丈夫さを持ち合わせながら、花がバラエティーに富み美しく、毎年よく咲くように改良を重ねた品種群
従来のハイドランジア系の品種は地域によっては冬場の乾燥によって花芽が枯れてしまうことがありますが、加茂セレクションはこの芽飛びが比較的少なく安心して育てられます。




アジサイ【泉鳥】

アジサイ【泉鳥】

アジサイ【泉鳥】の育て方・栽培方法

【環 境】
風通しが良く、日当たり~半日陰の場所で管理します。夏場の直射日光は葉焼けをおこすので避けるようにします。
【用 土】
水もちと水はけのよい場所なら用土はあまり選びません。土の酸度によって青みが増しますが、一般的なハイドランジアほど青みが強くはなりません。
【水やり】
鉢植えの場合は、表土が乾く前にたっぷり水やりをしてください。鉢底から水が流れ出てくる位まで水を与え、受け皿には水をためないようにします。
【肥 料】
肥料は2月の寒肥と8月のお礼肥、緩効性肥料を月に2回程度2~3gの置き肥で施すか、週1回2000倍くらいの液肥を与えてください。
【剪 定】
剪定は7月~8月の間に行い、秋以降の剪定は避けます。




アジサイ【泉鳥】園芸家の評判は?

泉のほとりに白い水鳥がはばたくような様子は、
見ていてとても美しく、毎年その花姿を見たくなります。

基本色は白だが、土壌の酸度によってやがて水色に染まっていくことも。ダンスパーティーより花が大きいが、原種の八丈千鳥が地植え成木なら花径30cmにもおよぶというので、その血が濃く出ているのだろう。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。