暑さに滅法強いビタミンカラーの【メランポジウム】今や夏花壇の定番植物!

Last Updated on 2023年10月30日 by Taichi

夏花壇の【スーパーサブ】鉢植えなら主役に

夏の花壇、例えばヒマワリの株元を見れば、このビタミンカラーにお目にかかれたりしますね、
【メランポジウム】

【メランポジウム】ヒマワリの株元で

【メランポジウム】ヒマワリの株元で

【メランポジウム】

【メランポジウム】

この【メランポジウム】という名前はギリシャ語で「黒い足」を意味するんだそう。
ギリシャ神話の有名な占い師”メランプス”に由来するという説もあります。
英名のGold medallion flowerの方がずっとわかりやすいですね~

夏の暑さに滅法強く、連続して黄色い小花が開花し、草姿はボール状にまとまります。
高温多湿にもよく耐えます。

【メランポジウム】

【メランポジウム】

よく分枝して開花期間も長いのでコンテナやガーデンの縁取りに向きますし、
草姿のまとまりがよいため、単独で鉢に植えても可愛いです。

【メランポジウム】とは

学 名:Melampodium divaricatum(メランポジウム・ディバリカツム)
和 名:メランポジウム
英 名:Gold medallion flower
別 名:ミリオン・ゴールド(Million gold)
科・属:キク科メランポジウム属
原産地:北アメリカ南部~南アメリカ
※牧草地や草原、森林などに自生しています。
草 丈:20㎝~40㎝
開花期:5月~10月
花の大きさ:2~3㎝
耐寒性:✕
耐暑性:◎
耐陰性:△ 明るい日陰ならOK
特徴・草姿・花言葉
キク科の非耐寒性1年草。黄色の小花と大き目の緑葉との対比が美しいです。
群生させるとグランドカバーにもなり、夏の暑さにも強く花壇やプランター植えに適しています。
花言葉は『元気』『あなたはかわいい』『小さな親切』


【メランポジウム】の品種・バリエーションは?

ミリオン・ゴールド

Melampodium divaricatum ‘Million Gold’
コンパクトにまとまり、株が花で埋めつくされる。

ミリオン・レモン

ミリオンシリーズの薄い黄色の花バージョン。

パラダイス

‘ミリオン・ゴールド’ ‘ミリオン・レモン’に比べて草丈が高い。

ゴールデン・グローブ

特に草丈が高くなりにくい矮性品種。草丈20cm。

【メランポジウム】の育て方

環境

メランポジウムは乾燥を嫌いますので水はけが良く、極度に乾燥しない日なたが適しています。

用土

庭植えの場合、元肥として堆肥をすき込んでおきます。
水はけが悪いようなら腐葉土をすき込んで水はけの良い環境を作ります。
鉢植えの場合、市販の草花用培養土を使うか、基本用土の赤玉土(小粒)6/腐葉土4の配合土に緩効性化成肥料を加えます。

水やり

鉢植えは、鉢土の表面が乾き始めたらたっぷり水を与えましょう。普通の水やりよりも多少マメなつもりで。
庭植えは特に水やりの必要はありませんが、真夏に乾燥が続くときは萎れない程度に水を与えましょう。

肥料

鉢植えは、開花期間が長いので5月~10月に緩効性化成肥料(チッ素N-リン酸P-カリK=10-10-10)を月一回程度施します。
庭植えは、特に肥料を施す必要はありません。むしろ肥料分が多すぎると生育不良を起こすので、施しすぎに注意しましょう。

植え付け・植え替え

植えつけ適期は4月~7月。株間は20cm程度に詰めて植えましょう。
鉢植えは、8号程度の大きな鉢に植えましょう。

花がら摘み

夏の生育旺盛な時期には花が咲き続けますので、枯れた花がらは花茎の付け根から摘み取りましょう。
たくさん咲くので面倒ですが、タネができて栄養が取られてしまうので、こまめに摘んでいきましょう。
花がらを摘むと、株が疲れずに次々と花を咲かせてくれます。

病害虫

5月~10月の間、ハダニの発生に気をつけましょう。風通しをよくするとハダニの発生を軽減できます。なお、ハダニは、水やりの際に葉裏に水をかけると、発生を抑えられます。

増やし方

メランポジウムはタネまきで増やします。適期は3月~5月。
肥料分の少ない清潔な土にタネまきし、タネが隠れる程度の厚さに覆土しましょう。
本葉2~4枚のときに、3号鉢に植え替えましょう。

10月の【メランポジウム】秋まで良く咲く

10月の【メランポジウム】秋まで良く咲く

【メランポジウム】園芸家の評判は?

このメランポジウム、高温多湿に強いだけじゃなく
肥料分が少ない土でもよく育つってことで
確かに、その成長力、凄いですッ!

今回育ててみて分かったのは、結構水遣りが必要な花みたいです。
花壇に地植えした草花には、普段そんなに水遣りしないんですが
メランポジウムは直ぐにヘタッとなってしまいます。
晴れた日はちゃんと毎日水遣りしないといけない感じ。
でも水さえやっておけば、丈夫な花ではあると思います。

アレンジ素材として使うならサンビタリアがおすすめ。メランポジウムは一緒に植えた花を飲み込むように大きく育ってしまいます(;゚Д゚)
逆に、放置して勝手に育ってほしい場合は、メランポジウムがおすすめ。
やせ地でも元気に育ってくれます。

植物Fan.TaiChi

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植物&庭園が大好きなサラリーマンガーデナー。植物たちの育て方を学び、第2の人生は手作りの庭で植物たちに囲まれて四季を感じながら過ごし、人生を終えたい。 さてその庭は、和庭か?イングリッシュガーデンか?場所は?日本?海外?…悪戦苦闘、ドタバタボタニカルライフに多少なりとも共感していただける方はぜひブログを御覧になってくださいませ。